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第2回ライトニングトーク大会 Vol.2

2026年2月25日・長門市しごとセンター

コミュニティ

AIやITツールを使って取り組んだことを発表する、ライトニングトーク(LT)大会の第2弾です。

7本の発表は、「現実を可視化する」ものから「AIとどう付き合うか」まで幅広く並びました。

地層を3Dで可視化する(2本)

Cesium / Re:Earth を使い、長門周辺の9,000万年前の地層をデジタルツインとして3Dマップ上に再現した発表です。マップ上のピンをクリックすると、その地点の地層やクジラの化石の情報・動画が開くようになっていて、専門的な地質データが「動く図鑑」のように読める形になっていました。同じRe:Earthを題材にした発表がもう1本あり、こちらは制作途中のものをその場でプレビューしながらの発表でした。

動画とAI要約の掛け合わせ(1本)

Sora2で生成した動画とNotebookLMの要約を組み合わせた学習法の発表。動画で興味を引きつけ、AI要約で知識を定着させる、という役割分担で、単体のツールの使い方ではなく「掛け合わせ方」に焦点を当てた内容でした。

チラシ×AI(3本)

里山整備や竹林イベントの集客チラシを、手書きのラフをもとにGeminiなどのAIで形にしていく話。無料版のGeminiだけでどこまで作れるかを試した話。そして、AI画像生成で日本語の文字が崩れてしまう「日本語崩壊問題」——「日本語で書いて」と何度頼んでも謎の文字列が返ってくる——にぶつかり、文字入れだけは別のツールで自分でやることにした、という話。

3本に共通していたのは、「AIは勝手に仕上げてくれる魔法の杖ではなかった」という気づきでした。AIは文字を言葉ではなく形として扱っているらしい、だから正確な文字入れは苦手らしい、と分かったところで、じゃあどこを人間が引き取るかを決める。チラシをテーマにした発表が3本並んだことからも、この時期のコミュニティの関心がどこにあったかが見える回でした。

はじめの一歩(1本)

まだ成果と呼べるものは出せていないけれど、コミュニティのおかげで第一歩を踏み出せた、という発表。「初心者にも満たないレベルだけど」と前置きしながら、この先自分が進む道に何が待っているかが見えた、と話していました。

主催側から:道具から「パートナー」へ

Code for Nagatoからは、AIとの関係が「入力に対して答えを返し、文脈は毎回リセットされるチャットボット」から、「記憶を保ち、自律的に考え、身体性を持つエージェント」へ移りつつあるという話をしました。カメラを通してユーザーと同じ風景を見て、状況に応じて話しかけてくるAI「テッド」。昨日の会話や相手の癖、過去の失敗を覚えている長期記憶。役割の違うAI同士が議論することで誤りを減らすマルチエージェント。いずれもこの時点で手元で動かしていた実験です。

あわせて課題も共有しました。今のAIは「めちゃくちゃ賢いけれど天然な新入社員」で、暗黙の了解が通じないぶん、タスクのすべてを言語化して指示する必要がある。つまりAI活用の前提に「指揮官としてのマネジメント力」が要求されてしまっていて、これは多くの人にとって高いハードルになっている、という話です。

会の終盤は、昨日の常識が今日には変わるくらい技術の動きが速いからこそ、失敗も成功も持ち寄れる場そのものに価値がある、というところに落ち着きました。

参加者からは「初めから出られないし対面だし、とやめようかと何度か葛藤したのですが、行って良かったです」「仲間がいて、色々触発されるのがありがたい」といった声が寄せられました。

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