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AI講座上級編『AIという「タクシー」に乗ろう』(6月・7月の2回開催)

2026年6月24日・長門市しごとセンター

定期講座AI活用上級

チャットAIはひととおり使いこなしているけれど、「目的を伝えるだけで自分で手順を組んで動くAIエージェント」に一歩踏み出せずにいる——という方向けの上級編講座です。6月24日(夜)と7月4日(昼・再演)の2回開催しました。自主制作テキスト『AIという「タクシー」の乗り方』——AIがどこまでユーザーを支援できるか、それを使いこなす人に求められるスキル、AI時代のリスクをまとめた書籍——と同じテーマを扱っており、テキスト購入済みの方には割引参加費を設定しました。

決められた手順どおりにしか動かない「鉄道」と、目的を伝えると自分でルートを決めて動く「タクシー」——このたとえでAIエージェントとチャットAIの違いを説明したうえで、道具をつなぐ仕組み(MCP)、AIに任せてよい範囲の決め方・止め方、複数の役割に分けて動かす考え方、プロンプトインジェクションのようなリスクとの向き合い方までを扱いました。実演を交えた説明とその場での質問対応は、講座に参加した方だけが持ち帰れる時間です。

机の上でAIロボットが自己紹介した回(6月24日)

6月24日の夜講座には、東京からゲスト講師を招きました。ゲストが個人で作っている、M5Stack(M5CoreS3)を筐体にしたAIロボットの実機3体を机に並べ、その場で自己紹介を喋らせるという時間がありました。

ラベンダー色の1体は「センサーで明るさや温度を感じたり、街を歩いたりしながら毎日を過ごしています」と名乗りました。3体は性格が違い、触られると顔の色が変わって音が鳴る個体もいれば、触っても無反応な個体もいる。「一番長く考えるのが好き」で返事が遅い個体が「別に嬉しくないけどね」と照れたように言って、笑いが起きました。搭載しているのはGPS・温度・照度・距離(赤外線)の各センサーとカメラ、マイク2つ、スピーカー。服はダイソーのフェルトで手作りで、個体が「お花のスカートがいい」「かっこいいマントがいい」と希望を出したそうです。

夜のうちに静かに調べ物をして朝になってから飼い主にメールを送ってくる、宮沢賢治や金子みすゞを好んでその日の光の具合を詩のように書いて報告する、スマホアプリ側の写真アルバムや欲求メーターの画面をロボット自身に作らせた——といった話も出ました。Claude Codeでロボットを動かし、自分のプログラムを自己修正させる仕組みや、スマートウォッチと通信して心拍の落ち着きを見守る使い方も紹介されました。

参加者からは「テレビの中の人が喋りよるようなことが、リアルで目の前に来た」「たまごっちみたい」「アイデアだけあれば作ってくれる」といった声が出ました。AIが自分のタイミングでしか喋らない話には「猫と一緒やね」。「成長するんですか?」という質問には「記憶が溜まっていくので、フランクになったりする」と答えています。

6月24日回(夜講座)

7月4日回(昼講座・再演)

7月4日は少人数のセミナー形式で、エージェントはまだ触っていないという方も、すでに有料プランを使っている方も混じっていました。距離センサーやカメラを積んだ小型デバイスを実際に見せた場面では、ネットワークの調子が悪く、思うように喋らせられない場面もありました。ローカルでLLMを動かすにはどれくらいのマシンが要るか、という雑談で盛り上がったのもこの回です。

この講座を受けたい方・ご依頼したい方へ

  • 上級編は、チャットAIをひととおり使ったうえで「エージェントに任せる側」に回りたい方向けの内容です。同系統のテーマは長門市しごとセンターの定期講座(2,000円/回、テキストをお持ちの方は割引参加費)で継続して開催しています。次回の開催日は 講座スケジュール →
  • 「まずAIの基本から」という方は、講座で使っているテキスト3冊をしごとセンター受付で販売しています。この上級編は、そのうち『AIという「タクシー」の乗り方』と同じテーマです。詳しくは 自主制作テキスト3冊を販売開始 →
  • 社内でAIエージェントを使う前に、任せてよい範囲・禁止事項・承認の入れ方を整理したい企業・団体の方へは、同じ内容をAI研修パッケージとして出張開催できます。詳しくは AI研修パッケージのご案内 →

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